歯周治療例
34歳女性です。治療期間は1年4ヶ月です。
歯茎からの出血、歯が揺れて咬めないとのことで来院しました。
歯ブラシの使い方から始め、歯周外科(エムドゲイン)を行い、前歯は最終補綴物を審美的に装着しました。
術前と比べ奥歯の隙間は大きくなりましたが、よく咬めるようになり歯茎からの出血もなくなったそうです。現在も術後の状態を維持するために定期的に来院しております。
治療前
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治療後
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複合治療例
歯周治療・矯正治療・インプラント・審美歯科


上のような症状でも歯周治療・矯正治療・インプラント・審美歯科を組み合わせれば、
右画像まで回復させることが出来ますが、すべての治療は、虫歯や歯周病を治療する事から始まります。
治療後は、歯磨き等のセルフケアと定期的な医院でのメンテナンスによって歯と歯肉の健康を継続的に維持する事が可能になります。
治療前


治療後

60歳女性です。
歯周病により、前歯を失いました。
残った歯は、すべて歯周病治療を行い、
その後、インプラントにより上の前歯を治療しました。
現在、下の前歯を白くするためホワイトニングを行っています。

ホワイトニング後です。
上の歯と下の歯の色が揃い、見た目に自然になりました。
歯周病の分類
歯肉病変(歯肉炎)
- 病態:
- 歯肉からの出血、腫れ、痛みなどが見られる。
エックス線所見では歯槽骨の吸収は認められない。 - 治療法:
- 適切なブラッシング指導を行い、補助的清掃器具(フロス、歯間ブラシなど)の指導を行います。
また、歯垢・歯石の除去を行います。

歯周炎(慢性歯周炎)
- 病態:
- 歯肉からの出血、腫れ、痛みなどが見られ、付着の喪失が起こる。
エックス線所見では歯槽骨の吸収が認められる。 - 治療法:
- 適切なブラッシング指導を行い、補助的清掃器具(フロス、歯間ブラシなど)の指導を行います。
また、歯垢・歯石の除去を行います。
さらに歯周精密検査を行い、歯周ポケットの改善されない部位に対して、歯周外科処置および再生療法を行います。

歯周炎(侵襲性歯周炎)
- 病態:
- 歯周炎を除き全身的に健康であるが、急速な歯周組織破壊(歯槽骨吸収、付着の喪失)家族内発現を認めることを特徴とする歯周炎です。
10歳~30歳代で発現することが多いと言われています。
- 治療経過:
- 23歳女性で歯茎からの出血および口臭が気になり来院しました。
歯周炎のため4本抜歯し、残った歯に対して再生療法を行いました。
現在は非常に安定しており、3ヶ月に一度、メインテナンスのため来院しています。